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東大阪市民美術センターで「クレパス画名作展」
2021/02/13

2/10から、近代日本画壇の巨匠から現在、第一線で活躍するアーティストまで、約80人の作家によるサクラアートミュージアム所蔵のクレパス画100点を展示されるクレパス画名作展が行われています。
クレパスの歴史を辿ると、正半ばまで小学校の図画教育は手本の通り模写する臨画が中心だったが、ヨーロッパから帰国した版画家・洋画家の山本鼎が、感じたまま自由に描く自由画教育を提唱。当時の子どもたちが使っていたのは質の悪い色鉛筆や水彩絵の具で、一部では舶来品のクレヨンが使われていたが高価だったと言われています。
1921年ごろには日本国内でもクレヨンを製造する会社が誕生。サクラクレパス(大阪市)の前身である日本クレィヨン商会は、もっと良いクレヨンを開発しようと、クレヨンのように定着しやすく、パステルのように画用紙の上で混色ができる「クレパス」を1925年に開発されました。
今回の会場入り口近くには、クレパス誕生のきっかけで自身もクレパス画を積極的に発表した山本鼎の作品が展示されています。「子どもにも扱いやすい材料で、これだけ油絵具に似た鮮明度をもつ材料はほかにはない」と話したという小磯良平の作品は、パステル画のような「静物とモデル」、油絵のように塗り重ねることで深い色合いを出している「婦人像」の2点が展示。その他には岡本太郎や山下清、梅原龍三郎、須田剋太、舟越桂、鴻池朋子らの作品が並んでいるそうです。
機会あれば訪れてみたいですね。

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