Menu
今年のお天気はちょっと変だと思っていましたが、島根県や鳥取県、石川県で大変な多量の雨による水害が発生致しました。
1時間で100㎜を超える雨は本当に怖かったでしょう。
被災された方にお見舞い申し上げます。
渡辺崋山は江戸後期の田原藩士、画家であり蘭学者です。
少年時代から家計の窮迫を救うため得意の画筆で内職に努め, 花鳥画家金子金陵 に入門,次いで谷文晁 に師事、のちに西洋画の遠近法,陰影法をとり入れ、武士の肖像画に洞察の深さと筆鋒の鋭さを発揮し、従来の文人画から脱皮した独自な画風を確立しました。
国宝の鷹見泉石像や重要文化財の佐藤一斎像など、陰影を巧みに用いて人間の体温が感じられそうな程、写実的で、まるでそこにいるかのようです。
多くの人が肖像画を所望されたことはうなずけます。
藩の家老としては、蘭学に精通し、天保の飢饉の際、食料対策に「報民倉」を設け餓死者を一人も出さなかったなど、施政者としても有能な面を見せています。
鑑定のご相談、
お待ちしております!
多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。