出張対応エリア

大阪府での骨董品買取は寿永堂へおまかせください。

大阪府大阪市・豊中市・箕面市・吹田市・高槻市・枚方市・東大阪市・堺市・茨木市・八尾市などを中心に、様々な地域からご依頼をいただき、高価買取させていただいた実績も豊富にございます。

大阪府には千利休・井原西鶴をはじめ、縁のある偉人や芸術家、著名人が多数存在します。歴史的にもあらゆる時代において、非常に要所とされてきた土地であったため、幅広い年代の骨董品の買取依頼をいただいてまいりました。

買取品目は美術品・絵画・茶道具・掛軸・西洋アンティーク・仏像など、骨董品全般です。お品物自体に伝来や時代背景を裏付けるものが添えられていれば、評価がしやすくなるほか、希少価値のある作品はより評価も高くなります。

さらにお客様のご負担がないように、無料査定・無料出張も行っております。弊社では、豊富な経験と知識に基づいて査定いたしますので、大阪府の骨董品買取なら寿永堂(じゅえいどう)にご相談ください。
相談・鑑定・出張・査定 無料対応
年間1,000件以上のご依頼、
50,000点以上の買受実績

寿永堂のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。

お客様の想いの詰まったお品物をお譲りいただくのは、たやすいことではありません。お品物の真価を正しく見極め、そこに込められた想いを大切に受け止めてもらえる譲り手に繋げる事が私達の使命であると考えております。

ご縁があってご相談いただいたお客様の信頼を何より大切にしたい、そんな信念の元、買取を行わせていただいております。

骨董品買取品目・実績一覧

骨董品とは

骨董品といえば壺やお皿・茶道具などの陶芸品をを連想される方が多いかと思います。
ただ実際、「骨董品」は希少価値のある、且つ古くに作られたものを指す言葉なので絵画や掛軸、陶芸など物品のジャンルを問わず、希少価値のある古くに作成されたものであれば「骨董品」と呼ばれ、種類は多岐にわたります。

骨董品の世界的な定義

骨董品は世界的に100年以上前の物とされています。
これは1934年にアメリカで制定された通商関税法が由来です。
現在この定義は、WTO(世界貿易機関)でも採用されています。
しかし、日本では数十年から100年以上経過した物を骨董品と呼んでおり、世界的には骨董品に含まれない戦後の作品も骨董品に含まれます。

また、骨董品は「美術工芸品」「民芸品」の2つに大別されます。

「美術工芸品」(古美術品)

骨董品より美的鑑賞に重きを置いた作品のことをいい、
主に床の間に置く飾道具やお茶道具・書道具・煎茶道具・香道具・花道具があります。

「民芸品」(古道具)

机や椅子、箪笥などの家具や欄間などの建具のほか、生活に使われていたお皿や器、グラスなどの生活用品があります。

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大阪府での買取実績

小柄(こづか)、笄(こうがい)一式
小柄(こづか)、笄(こうがい)一式
買取額:
大阪府豊中市
小柄(こづか)、笄(こうがい)一式を買取させて頂きました。

「小柄(こづか)」と「笄(こうがい)」は、日本の伝統的な装飾品で、特に江戸時代には刀の装具の一部として広く使われていました。これらの道具は実用性と美しさを兼ね備え、武士や町人の装飾具としての重要な役割を果たしました。

■小柄(こづか)とは
小柄(こづか)とは、日本刀の「拵え(こしらえ)」に付属する小さな刃物のことです。小柄は、主に刀の鞘(さや)の側面に収められたポケット部分に差し込まれるように収納されています。
小柄の柄(え)や鞘には、精緻な装飾が施されることが多く、金工師によって装飾品としての美しさも追求されました。金や銀、銅を使った彫刻や象嵌(ぞうがん)などが施されることが多く、持ち主の趣味や地位を反映する象徴的な品となっていました。

■笄(こうがい)とは
笄(こうがい)とは、日本刀の鞘に収納されるもう一つの付属品で、通常は金属製の細長い棒状の道具です。笄は小柄と対になるように刀の鞘に収められ、実用的な道具であると同時に装飾品でもありました。
笄にも様々な装飾が施され、特に金工の技術によって美しい彫刻や模様が施されました。持ち主の地位や趣味を表すような複雑なデザインが多く見られます。小柄と同様、鞘と統一感のある装飾が施され、刀全体の美的価値を高める要素として重要でした。

これらは、装飾品としての役割も大きく、豪華な小柄と笄は所有者の地位や富を示す象徴でもありました。金属工芸師によって一つ一つ手作業で装飾が施されるため、その細工は芸術的価値も高く、時代を超えて評価されています。特に、刀の鍔(つば)や柄(つか)と一体化したデザインで、美しい調和を持つことが重視されました。
鈴木蔵 茶碗
鈴木蔵 茶碗
買取額:
大阪府吹田市
陶芸家 鈴木蔵の茶碗を買取いたしました。

鈴木蔵(すずきおさむ)は、日本を代表する陶芸家の一人であり、特に「志野(しの)」という焼き物の分野で高く評価されています。彼の制作する茶碗は、その独自の美しさと高い技術力で国内外に知られており、日本の伝統的な茶陶の中で特に評価されています。

■鈴木蔵について
鈴木蔵は1934年、岐阜県多治見市に生まれました。彼は若い頃から陶芸を学び、特に美濃焼(岐阜県を中心に発展した焼き物の伝統)に傾倒していきました。その中でも、安土桃山時代(16世紀)に多治見で生まれた「志野焼」に強い影響を受け、志野焼の技法を現代に蘇らせることに情熱を注ぎました。

1980年には重要無形文化財(人間国宝)に指定され、彼の陶芸作品は日本陶芸界の最高峰とされています。特に志野の茶碗をはじめとする茶陶は、伝統的な技法を基にしながらも新しい表現を追求しており、その作品には独特の個性と美意識が表れています。

鈴木蔵の茶碗は、茶道の世界でも高く評価されています。茶道において茶碗は、単に茶を点てるための道具にとどまらず、茶会の趣向や精神を表現する重要な存在です。鈴木蔵の茶碗は、その独特の風合いと作風が、茶道の「侘び寂び」の精神に非常に合致しており、茶会の中で自然と景色を作り出す茶碗として重宝されています。
粉彩鼻煙壺
粉彩鼻煙壺
買取額:
大阪府枚方市
粉彩鼻煙壺を買取させて頂きました。

粉彩鼻煙壺(ふんさいびえんこ)は、中国の伝統的な工芸品である「鼻煙壺(びえんこ)」の一種です。「鼻煙壺」は、嗅ぎタバコ(鼻煙)を保存するための小さな容器で、主に清朝時代(1644-1912年)に人気がありました。この鼻煙壺は装飾品としての価値も持ち、美術品として収集されることが多い工芸品です。

■鼻煙壺とは
鼻煙壺(Snuff Bottle)は、ヨーロッパから中国に嗅ぎタバコが伝わったことを契機に、清朝時代に特に流行しました。中国では嗅ぎタバコを小さな瓶に入れ、香りを嗅いで楽しむ習慣が生まれ、この瓶が鼻煙壺です。鼻煙壺は、小型で携帯しやすく、材料や装飾の豊かさから、単なる日用品を超えて芸術品としての価値が認められています。

鼻煙壺はさまざまな材質で作られ、ガラス、磁器、玉(ぎょく)、翡翠(ひすい)、琥珀、象牙など、さまざまな素材が使われました。それらには豪華な装飾が施され、中国文化を反映したデザインが描かれることが多く、その中でも「粉彩鼻煙壺」は特に人気がありました。

■粉彩とは
粉彩(ふんさい)は、中国の陶磁器に施される絵付け技法の一つで、特に清朝の康熙(こうき)年間から雍正(ようせい)、乾隆(けんりゅう)年間(17〜18世紀)にかけて発展しました。粉彩は、柔らかく淡い色合いを特徴とし、白地の磁器に透明感のある繊細な色彩で花鳥や風景などが描かれます。この技法では、顔料に鉛白(鉛を成分に含む白い顔料)を混ぜることで発色を良くし、淡いけれど華やかな色彩を実現しています。

粉彩は「五彩(ごさい)」などの鮮やかな彩色とは異なり、柔らかで絹のような質感の色使いをするのが特徴です。そのため、粉彩で描かれた鼻煙壺はとても上品で、高貴な雰囲気を持っています。
小判その他
小判その他
買取額:
大阪府豊中市
小判その他を買取させて頂きました。

■小判とは
小判(こばん)は、日本の江戸時代に使われていた金貨の一つで、独特の楕円形をした貨幣です。主に江戸幕府によって発行され、通貨の単位として用いられていました。金の含有量や品質に基づいてその価値が決まり、当時の経済や文化において重要な役割を果たしました。

大樋飴焼 フタ置き 九世大樋長左衛門
大樋飴焼 フタ置き 九世大樋長左衛門
買取額:
大阪府大阪市
共箱で非常に状態の良い品を買取させて頂きました。

大樋飴焼(おおひあめやき)とは、日本の陶芸品のひとつで、特に「大樋焼(おおひやき)」の一種です。大樋焼は加賀藩(現在の石川県金沢市)で発展した伝統的な陶芸で、その中でも「飴釉(あめゆう)」という釉薬を用いた作品が「大樋飴焼」として知られています。この作品群は、大樋家によって代々伝えられてきたもので、特に茶道具として愛用されています。

■大樋焼とは
大樋焼は、加賀藩主であった前田家の庇護のもとで、17世紀に石川県金沢で誕生した陶芸です。その名は、初代の陶工である大樋長左衛門に由来します。大樋焼は主に茶道具、特に茶碗を中心に作られ、加賀藩の御用窯として高い評価を受けました。その特徴は、手びねりで作られる柔らかな造形と、土の質感を生かした釉薬使いにあります。

特に「飴釉」を使った焼成方法が特徴的で、飴色の艶やかな釉薬によって温かみのある色合いが生まれます。飴釉の光沢と独特の風合いは、茶道における「侘び寂び」の精神と相性がよく、茶人たちに好まれてきました。

■九世大樋長左衛門
大樋長左衛門(おおひちょうざえもん)は、大樋焼の伝統を代々継承してきた大樋家の陶工の名前で、「長左衛門」という名は世襲の名前です。九世大樋長左衛門(1881年~1961年)は、伝統的な技法を守りつつも、独自の創意工夫を凝らした作品を多く作り出しました。

九世大樋長左衛門は、大樋焼の中でも飴釉の色調にこだわり、より深みのある色合いを追求しました。彼の作品は、手に取った際の温かみと土の感触を大切にしたものであり、茶道の精神を体現した作品が多くあります。また、茶碗だけでなく、香炉や水指、そして蓋置(ふたおき)など、茶道具として使われるさまざまな種類の陶芸作品を手がけました。
木地 松風自筆 即中斎書付
木地 松風自筆 即中斎書付
買取額:
大阪府箕面市
様々なお持ちの茶道具の中から今回は一点買取をさせて頂きました。

■即中斎(そくちゅうさい)について
即中斎(そくちゅうさい)は、茶道の裏千家の歴代家元の一人であり、具体的には第13代家元、千宗室(そんしつ)の号です。即中斎は、明治から昭和初期にかけての時代を生きた家元で、彼の名前を冠した茶道具やその書付は非常に価値が高いとされています。

即中斎は茶道具の鑑定や認可を行うことがあり、「即中斎書付」と記されている道具は、即中斎がその道具の品質を認め、自らの書を付けて認可したものであることを示しています。
表千家惺斎の書付 黒茶碗(十二代弘入)
表千家惺斎の書付 黒茶碗(十二代弘入)
買取額:50万円
大阪府岸和田市
大事に残されたお茶碗を買取り致しました。明治4年、15歳で代を継いだ弘入の作品です。表千家惺斎の箱書があり、光沢のある美しい黒茶碗です。寿永堂では、茶道具を一点一点心を込めて鑑定買取り致しております。

■黒茶碗(十二代弘入)
黒茶碗は、茶道具の中でも非常に重要なアイテムであり、特に濃茶(こいちゃ)を点てる際に使われます。黒茶碗は、その名前の通り、釉薬によって黒色に仕上げられた茶碗で、釉薬の光沢や質感、色の深みが魅力的です。黒の茶碗は、茶の鮮やかな緑色を引き立てるため、茶道の場で好まれています。

この黒茶碗を制作したのは、「十二代弘入(じゅうにだい こうにゅう)」という陶工で、弘入は、代々続く京都・楽焼の名門である「楽家」の陶芸家の名前であり、「弘入」という名前も世襲制で受け継がれています。十二代弘入(1889年〜1979年)は、明治から昭和にかけて活躍した陶芸家で、特に茶道に使われる茶碗の製作で知られています。

楽焼の茶碗は、柔らかな土の風合いと手びねりによる独特の形が特徴で、茶人たちから非常に高く評価されています。十二代弘入の作風は、伝統を守りながらも独自の表現を加えたものであり、その作品は茶道の世界で非常に人気があります。
永楽善五郎 茶碗 仁清写し
永楽善五郎 茶碗 仁清写し
買取額:
大阪府交野市
千家十職の一人、永楽善五郎の茶碗を買受けいたしました。
古くは永楽保全(11代)、永楽和全(12代)と京焼の名工で、多くの作品を残し、室町時代から続く家元の一つである。
現在は17代目で、茶道具では欠かせない一品です。

■永楽善五郎について
永楽善五郎(えいらくぜんごろう)は、京都を拠点とする陶家で、400年以上続く「永楽家」において代々継承されてきた世襲名です。永楽家は、茶道のための陶器、特に茶碗水指などの茶道具を中心に製作してきたことで知られており、その作品は千家三流(表千家、裏千家、武者小路千家)との深い結びつきがあります。

永楽家の陶工たちは、特に茶人の要望に応えた茶碗や茶道具を製作してきました。その中でも永楽善五郎という名は代々受け継がれており、特に茶道具において重要な地位を占める名前です。現在の永楽善五郎も、千家と密接な関係を持ちながら、伝統を守りつつも新しい試みに挑戦しています。
中国青磁 茶碗
中国青磁 茶碗
買取額:
大阪府堺市堺区
親族から譲り受けたものを、お家に置いておくのは不安ということでご依頼頂きました。
このほかにも複数の中国美術と一緒に買取させて頂きました。すごく貴重な一品です。

青磁は、その美しい青緑色の釉薬が特徴で、中国の陶磁器の中でも非常に重要かつ評価の高いものです。中国青磁の茶碗は、その独特の色合いと質感によって、茶道や日常の茶を楽しむ際に使われてきました。

■中国青磁とは
青磁(せいじ)は、青緑色の釉薬を施した陶磁器のことで、釉薬に含まれる鉄分が酸化還元の焼成によって独特の青みを帯びた色合いを生み出します。その色合いは、自然の風景を連想させるような柔らかで深い青緑色であり、「青磁」の名称の由来でもある澄んだ水や青空の色にたとえられることが多いです。

青磁は、中国の陶磁器の中でも特に歴史が古く、高い技術と美的価値を誇ります。青磁の起源は唐代(7世紀〜10世紀)にさかのぼるとされ、その後の宋代(10世紀〜13世紀)にかけて、特に「汝窯(じょよう)」や「龍泉窯(りゅうせんよう)」などの窯で製作された青磁が、最も美しい青磁として名高いものとなりました。

青磁はその透き通るような色味と釉薬の滑らかな質感で広く愛され、宮廷でも使用されるほどの高い評価を受けていました。その後、朝鮮や日本にも影響を与え、各地で青磁の技法が模倣されることとなります。

大阪府のお客様の声

大阪府大阪市 60代女性

実家にあった屏風の買取をお願いしました。 丁寧に説明をして頂き、安心して買取をお願いすることができました。

大阪府豊中市 60代男性

バリアフリー住宅に建て替えをする際に、父が収集していた、骨董品の中から一部を今回買取をお願いしました。堆朱の香合と清時代の花瓶と皿、数点を見ていただきました。どんな価格でも売却を考えていたのですが、予想以上の値段になり、とても喜んだのを、今でも覚えています。

大阪府豊中市 40代女性

鑑定をお願いする商品の数が少なかったため、相談しても良いのかどうしようかと不安ばかりだったのですが、快く査定をして頂きました。 査定の結果も丁寧に説明して頂き、本当に親切に対応してくださったので、感謝しかありません。本当にありがとうございました。

買取の流れ

①お問い合わせ

まずはお電話又はメールでご連絡ください。査定を依頼したい骨董品・古美術をわかる範囲で結構ですので 種類、作家等お品物の情報をお伝えください。

②買取の際にご用意いただくもの

お買取の際に必要となりますので、下記のご準備をお願い致します。

店頭買取の場合

・本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、住民基本台帳カード、 在留カード、特別永住者証明書 等 本人確認のできるもの その他法人・未成年・本人様の所有物でない場合や特殊な場合は一度ご相談ください。  

出張買取の場合

弊社所有の確認書類にお名前・住所・年齢・職業等のをご記入ください。 ご自宅以外でのお打ち合わせ・買取の場合は本人確認書類をお願いします。 ・本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、住民基本台帳カード、 在留カード、特別永住者証明書 等 本人確認のできるもの

郵送買取の場合

商品を送る際に、免許証のコピー裏表もしくは本人確認書類のコピーを添えて郵送をお願いします. 口座振り込みの場合、振込口座の番号を記入 口座の届け出住所と免許証等、本人確認書類の住所が同じものをご準備ください。 上記対応が難しい場合はご相談ください。

③査定

出張買取の場合、日程を調整させていただきました上でお伺い致します。 もちろん無料にて査定いたします。出張費も無料です。 できる限り品物のご説明をさせていただきながら、ご納得のいく値段をつけさせていただきます。

大阪府での骨董品買取について

寿永堂では、大阪府のお客様から数多くの買取のご依頼を頂いております。
大阪は古くから、人や物が多く集まる商業や文化の中心であり、
国宝建造物や多くの重要文化財を有しています。
大阪に縁のある豊臣秀吉や千利休を中心に数多くの
歴史的に価値のある骨董品が数多く発見されております。

大阪はまだまだ価値の高いものが眠っている可能性が高い土地です。

お持ちの骨董品がどういうものか知りたい、売却を検討しているなど
気軽なご相談で構いません。出張買取も行っておりますので、
お気軽にご相談ください。

大阪府における骨董品文化の特徴と市場の魅力
大阪府は、日本の商業と文化の中心地の一つとして、古くから骨董品の取引が盛んな地域です。江戸時代には「天下の台所」として栄え、全国から様々な美術品や骨董品が集まりました。現在でも、大阪は関西圏の骨董品市場の中心地の一つであり、多くの骨董品店や市場、オークションが開かれています。本稿では、大阪府における骨董品の特徴、主要な市場や店舗、代表的な骨董品の種類について詳しく解説します。

1. 大阪府の骨董品市場の特徴
1.1 大阪が骨董品取引で重要な理由
大阪は江戸時代から商業の中心地であり、各地から商人が集まることで、多様な文化や工芸品が集積しました。茶道具、漆器、掛け軸、陶磁器など、日本全国の骨董品が大阪に持ち込まれ、取引されてきました。

また、京都に比べると価格が比較的リーズナブルなことが多く、商人の気質から「値切り文化」が根付いているのも大阪の骨董市場の特徴です。これにより、初心者でも比較的入りやすい市場が形成されています。

1.2 大阪府の骨董品市場の特色
大阪の骨董品市場には、以下のような特徴があります。

商業都市としての取引の活発さ
江戸時代以来の「商いの街」として、全国の骨董品が集まる。

価格が比較的リーズナブル
京都のような格式ある名品が多い一方で、大阪では日常使いできる骨董品が多く流通し、手頃な価格で購入できる。

市場の活発さ
大阪には定期的に開かれる骨董市が多く、またオークションも活発である。

2. 大阪府で流通する代表的な骨董品
2.1 茶道具
大阪には多くの茶道愛好家がおり、茶碗、茶釜、棗(なつめ)などの茶道具が骨董市場で人気を博しています。特に、大阪には千家流の茶道の影響を受けた商人文化があり、京都ほどではないにせよ、質の高い茶道具が取引されています。

2.2 漆器・蒔絵
大阪は漆器の取引が盛んであり、堺や大阪市内の古い工房で作られた漆器が骨董市場に出回ります。江戸時代の蒔絵や螺鈿(らでん)細工の美しい漆器は、現代でも高値で取引されています。

2.3 掛け軸・書画
大阪では、商人文化が発展したことから、書画や掛け軸の取引が盛んです。特に、江戸時代の文人画や南画(なんが)が人気で、与謝蕪村や池大雅の作品なども市場に出ることがあります。

2.4 陶磁器
大阪には古くからの陶磁器コレクターが多く、伊万里焼や京焼、瀬戸焼などが市場に流通しています。また、大阪独自の陶器としては、堺の焼き物や交野焼(かたのやき)などが挙げられます。

2.5 骨董家具・古民具
大阪は「商人の町」であったため、骨董家具や古民具の流通も多いです。商家で使われていた帳場箪笥(ちょうばだんす)や茶箪笥、時代箪笥などが市場に出回ります。

3. 大阪府の主要な骨董市と骨董品店
3.1 有名な骨董市
大阪では定期的に骨董市が開かれており、一般の買い手も気軽に参加できます。

四天王寺の骨董市(四天王寺蚤の市)
毎月21日と22日に開催される骨董市で、大阪最大級の規模を誇ります。茶道具や掛け軸、漆器など、多種多様な骨董品が並びます。

大江戸骨董市(大阪版)
東京の大江戸骨董市の大阪版が開催されることがあり、全国の業者が出展する。

枚方宿くらわんか五六市
骨董品だけでなく、古い道具やアンティーク雑貨なども並ぶ市。

3.2 有名な骨董品店
大阪には信頼できる骨董品店が多数存在します。特に以下のエリアは骨董品好きにはおすすめです。

船場・心斎橋エリア
大阪商人の町として栄えたエリアで、老舗の骨董品店が多い。

天満橋・北浜エリア
古美術品を扱うギャラリーや店舗が点在。

なんば・日本橋エリア
骨董市やリサイクルショップが多く、掘り出し物を見つけるのに最適。

4. 骨董品の価値と購入時の注意点
4.1 骨董品の価値を決める要素
大阪の骨董品市場では、以下の要素によって価値が決まります。

歴史的価値(商家由来の品や茶道具は特に価値が高い)
作家・工房(大阪ゆかりの工芸品や書画はプレミアがつく)
保存状態(傷や修復歴があると価格が下がる)
希少性(市場にあまり出回らないものは高額)
4.2 骨董品を購入する際の注意点
骨董品を購入する際には、以下の点に注意しましょう。

信頼できる店を選ぶ
大阪には老舗の骨董店が多いが、中には真贋が不明な品もあるため、評判の良い店で購入するのが望ましい。

市場価格を調べる
四天王寺の骨董市などでは、複数の店を回って価格を比較するのが重要。

値引き交渉を試みる
大阪の市場では、値引き交渉が一般的なため、交渉次第で価格が下がることが多い。

ーーーーーーーーーー
大阪府の骨董品市場は、京都と異なり「商人文化」が色濃く反映され、価格交渉や多様な骨董品が取引される活発な市場が形成されています。四天王寺の骨董市などの定期市や、心斎橋・天満橋エリアの骨董品店を訪れることで、リーズナブルな価格で貴重な品を手に入れることができます。大阪を訪れる際は、ぜひ骨董品探しの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。

骨董品を高く買取ってもらうには

ご家庭で大切に扱ってきた骨董品を買い取ってもらう際は、 やはり少しでも高く買い取ってもらいたいと考えますよね。 少しでも高価に買い取ってもらうためのコツを少し紹介致します。

①骨董品買取業者に依頼する

骨董品と一言で言っても様々な種類があります。 幅広い知識と経験が無いと、ポイントを見逃してしまったり 本来の価格よりもかなり低い値段で査定額が出てしまう可能性があります。 骨董品の知識のある、専門の骨董品買取業者に依頼しましょう。

②付属品をつける

骨董品そのものだけでなく、付属品が残っているかどうかも査定に影響があります。 購入した際に入っていた箱や説明書・鑑定書があると査定が高くなる可能性があります。

③無理に綺麗にしない

骨董品の保存状態が良く、傷の無い綺麗な状態で残っているもの程 高い値段がつくのは間違いありません。 ただ少しでも綺麗に見せようと、磨いたり、掃除をされる方がおられますが 無理に綺麗に見せようとするのはやめましょう。 かえって傷や汚れがついてしまう可能性が高く、古いものであればあるほど 傷がつきやすいものです。査定金額に悪影響を及ぼす可能性が高いため 保存場所が悪い場合は、湿気の少ない場所に移動させるくらいにとどめておきましょう。

④売却を検討したら、すぐに査定に出す

売却を検討したら、なるべく早めに専門の業者者に相談するのがおすすめです。 骨董品は日が経つにつれて、劣化が進みやすく、価値が下がる可能性が非常に高くなります 査定の依頼をすると必ず売却しなければいけないわけではありませんので、 まずは査定を依頼することをおすすめします。

⑤出張買取を依頼する

骨董品は非常に繊細な物が多いため、ちょっとした衝撃などで傷がついたり最悪の場合割れたり、かけたりすることも 考えられます。出張買取であれば、骨董品を移動させる必要がないため、傷がついてしまうリスクが軽減されます。

大阪府の主要買取品目

中国書画/日本画/古書/中国美術・朝鮮美術/現代美術/掛軸・屏風/茶道具/銀瓶・鉄瓶/武具/甲冑/鎧/鍔/金工・彫刻・工芸/洋画/作家物陶磁器/香炉/香木/香道具/西洋アンティーク/人形/仏像・仏画/蒔絵/翡翠・白玉・石/版画/象牙/象牙製品/金製品/銀製品/文房具/日本切手・中国切手/硯・古墨・古端渓

※骨董品・美術品なのかどうかもわからないといった場合でも、まずは一度お電話でお問い合わせください。

大阪府の買取対応エリア

大阪市都島区/福島区/此花区/港区/大正区/天王寺区/浪速区/西淀川区/東淀川区/東成区/生野区/旭区/城東区/阿倍野区/住吉区/東住吉区/西成区/淀川区/鶴見区/住之江区/平野区/北区/中央区/豊中市/池田市/箕面市/堺市堺区/中区/東区/西区/南区/北区/美原区/岸和田市/吹田市/泉大津市/高槻市/貝塚市/守口市/枚方市/茨木市/八尾市/泉佐野市/富田林市/寝屋川市/河内長野市/松原市/大東市/和泉市/柏原市/羽曳野市/門真市/摂津市/高石市/藤井寺市/東大阪市/泉南市/四條畷市/交野市/大阪狭山市/阪南市/三島郡島本町/豊能郡豊能町/能勢町/泉北郡忠岡町/泉南郡熊取町/田尻町/岬町/南河内郡太子町/河南町千早赤阪村

大阪府は上記記載地域以外も、全域対応可能です。
※内容によっては、お伺いできない場合もございますが、まずは一度お気軽にご相談ください。

駅周辺への出張も可能です

1.JR西日本(関西本線、大阪環状線、阪和線、他)
大阪駅/天王寺駅/新大阪駅/京橋駅/大正駅/鶴橋駅/放出駅/長居駅/我孫子町駅/岸辺駅/茨木駅/吹田駅/高槻駅など

2.阪急電鉄(京都線、神戸線、宝塚線)
梅田駅/十三駅/茨木市駅/高槻市駅/豊中駅/石橋阪大前駅/池田駅など

3.阪神電鉄(阪神本線、阪神なんば線)
梅田駅(大阪梅田)/福島駅/野田駅/尼崎駅/甲子園駅/御影駅など

4.京阪電鉄(京阪本線、交野線)
淀屋橋駅/天満橋駅/京橋駅/寝屋川市駅/枚方市駅など

5.近鉄電車(奈良線、南大阪線)
鶴橋駅/布施駅/八尾駅/河内花園駅/東花園駅/長瀬駅など

6.南海電鉄(南海本線、高野線)
難波駅/新今宮駅/天下茶屋駅/堺駅/岸和田駅/和泉大宮駅/泉佐野駅など

7.OsakaMetro(御堂筋線、谷町線、中央線、他)
梅田駅/心斎橋駅/なんば駅/本町駅/天王寺駅/阿倍野駅/堺筋本町駅/江坂駅など

8.大阪モノレール
大阪空港駅/千里中央駅/南茨木駅/万博記念公園駅/彩都西駅など

       

大阪府の美術・骨董関連情報

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